パシフィコ横浜で開催されています画像センシング展2014に行ってきましたので目についたものなどをレポートします。
「画像センシング展2014」 2014年6月11日(水)~13日(金)
■画像センシング展2014について
画像センシング展は今年で29回目となる昔から開催されている展示会のようです。
入場料無料の登録制となり気軽に来場することができます。
「精密測定展」、「光応用技術シンポジウム」、「画像センシングシンポジウム」が同時開催されております。
■画像センシング展2014を訪れて
展示会としては展示会名にもありますがセンサー、カメラが多く展示されておりました。
ホロスクリーンによる立体ディスプレイ、プロジェクションマッピング、視線の動きをトラッキングできるシステムなど特色のある展示も多数ありました。
カメラ展示では全方向動画撮影ができるカメラがありいろいろと用途がありそうなものがありました。
デプスセンサーは各社それぞれ特色をもったデプスセンサーを出展しておりました。
主に計測、形状認識を特長にしておりました。使用用途としては工場、医療などハイエンドユーザーが対象で価格の方も高額なものが目立ちました。
一通り見た感じですと安価なセンサーを出展はなかったように思います。
最後にマイクロソフト社によるKinectのセミナーを聞いてきました。
今年アップデートされるKinectの特長と新旧の違いについて紹介されていました。
新型Kinectはさらに進化しており日本でのリリースが楽しみです。
新型kinectのPVは
こちら
■展示会の感想
ターゲットを工業系、医療系にしているように感じ非常に真面目な展示会でした。いつも行っているIVR(3D&バーチャルリアリティ展)はもう少しコンシューマー向けのものがありますが今回の展示会では完全に企業向けの展示でした。
後、基本的には2次元関連(画像、動画の認識・解析)の製品が多く、3次元関連(3Dセンサー等)の製品が少なかったように思います。
時代的にまだまだ3次元化がされていない分野が多いので今後の広がりが楽しみです。
以上、個人的な感想が多くなっておりますが展示会レポートでした。
有限会社マグネットインダストリー
西内伸太郎